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ジャック 営業時間/9:30〜19:30 毎週月曜日・第3日曜日
福岡県福岡市中央区大名2−12−5 TEL:092-712-7007
URL:http://www.foods.co.jp/cheese/tankentai/fukuoka1.html(ジャックを紹介しているHPです)

今回は福岡では16区と同様有名な洋菓子店ジャックのお菓子です。また福岡にいる兄に送ってもらいました。

包装紙は正面 がつやのあるもので、少しベージュがかった白にジャックのJがデザインされていました。リボンは赤色でお店のロゴとクグロフの絵が印刷されていて、全体的にかっちり・しっかりとした雰囲気がでていました。箱は真っ白で、ふたと下の箱の左部分がリボンでつながれており、ふたを開けたまま固定できるタイプのものでした。箱を開けると、お菓子は半透明の薄い紙で覆われていて、この紙はお店のロゴの書いてある金色のシールでとめられていました。そういう風に覆われていると中に入っているお菓子は大事にされていてかつ高級感のあるものという印象を与えるのではないかと感じました。

焼き菓子の内容は、マドレーヌ2種類・フィナンシェ・フルーツケーキ・イチジクのケーキ・リンツァートルテ(のようなクッキー)・ガレット・チョコレートのクグロフ・アーモンド入りのチョコサブレ・シナモンサブレ・四角いサブレ(名前はわかりません。)・メレンゲ菓子・レーリュッケンの13種類でした。

すべてのお菓子は透明なセロハンに入れられて、焼き菓子にはシリカゲル(乾燥剤)、半生菓子にはエージレス(脱酸素材)がついていていました。特別 にシールを貼ったりという包装はありませんでした。

箱を開けて思ったことは、ずいぶんシックでクラシカルなお菓子だなということです。焼き色はしっかりとつけられていて、飾りげのないものばかりでした。

焼き菓子の中で一つこれはなんだろう・・?と思ったものがあったのですが、楕円形のチョコレートクッキーらしいものが入っていたのです。食べてみると、チョコレートのクッキーの生地に香辛料とナッツが入っていて、中心にはラズベリージャムが入っていました。これはオーストリアのリンツ地方の伝統菓子であるリンツァートルテという焼き菓子をアレンジしたものみたいです。リンツァートルテはチョコレートの苦みと、シナモンのスパイシーな味と甘さを引き立てる香りと、ラズベリージャム(またはレッドカラントジャム)の酸味の3つの要素が絶妙なバランスで組み合わされていて、それをナッツのこくと香ばしさで全体をまとめているとても歴史のある焼き菓子です。いろんな形でアレンジされていますが、今回のジャックでも一つの小さい楕円形の焼き菓子にアレンジされていました。

フルーツケーキとイチジクのケーキはどちらともお酒が効いていて、大人向けでした。とてもしっとりとして口溶けがよかったです。イチジクは干したもので、種がプチプチとしていて食感が楽しめました。フルーツケーキにはおきまりのまっ赤なドレンチェリーが入っていました。私はこのドレンチェリーとアンゼリカがどうも好きではないのですが、フランスでは好んで食べられるものなのでしょうか?ちょっと日本人には色といい甘さといい強すぎるように感じます。

マドレーヌは定番の貝型のものと、楕円形のものがありました。貝型のものは卵とバターの風味が懐かしさを感じさせる素朴な味で、もうひとつはレモンの風味をきかせたものでした。貝型の方が少しぱさついているようでした。

チョコレートのクグロフは濃厚でしっとりしたガトーショコラのような味で、程良い苦みがありました。濃厚だけれども口のなかですっと溶けていき、重さを感じることはなかったです。

メレンゲ菓子はメレンゲにアーモンドを入れて、低温でしっかりと焼かれてキャラメリゼされていました。 とても堅くて、ガリッとした食感でした。中に入っているアーモンドが非常に香ばしくてこくがありました。このお菓子は甘さとこくと香ばしさが強く感じられ、コーヒーにとても合いそうです。

あと、レーリュッケンというバターケーキがあるのですが、アーモンドが多く入っているためなのか(アーモンドプードルやローマパン)思っていたよりも非常にしっとりしていてこくがあったのでびっくりしました。こういう半生菓子のタイプのものは、たまにぱさついて口の中でもさもさするものがあるのですが、これだけしっとりしているととてもおいしいです。

全体的にここの焼き菓子はしっかりと焼かれていて香ばしく、甘みとこくがストレートに感じられるものでした。鮮度もよく、半生菓子は特にしっとりとしていました。 ラッピングはシンプルで色もほとんど使っていませんが、箱や紙などの素材で高級感と堅実なイメージを出していました。お菓子と包装どちらともみると、フランスで修行してきた男の人がプロとしてお菓子を作っているということが伝わってきます。


ラ・テール 営業時間/10:00〜20:00 毎週水曜日
東京都世田谷区池尻3−27−10 TEL:03-5486-5489
URL:http://www.laterre.com/

今月のお菓子は直接お店に行って購入しました。このお店にはいろんなタイプの詰め合わせが用意されていましたが、私は焼き菓子をバラで選んで包装してもらいました。

選んだ焼き菓子は、モカと抹茶のダックワーズ、マドレーヌ、フィナンシェ、抹茶のバターケーキ、紅茶のサブレ、エンガディナー、白桃のゼリー、あとこのお店のオリジナルの大地の花というパイ菓子です。一つ一つのお菓子は透明なセロハンの袋に入れられていて裏にシールが貼ってありそこに商品名と品質保持期限が記入されていました。ちょっとシンプルすぎるかなというくらいの包装ですが箱に詰め合わせるときには、そのくらいシンプルな方がごちゃごちゃしなくてお菓子そのものの存在感がでてくると思います。

ゼリーはガラスの瓶に入っていてアルミのふたをして、その上にシールが貼られていました。プラスチックではなくガラスの瓶に入っているところがちょっと高級感があって、ゼリーの透明感がよくでていました。

ギフトの箱は丸くてピンク色でした。ふたの中央にはお店のマークが金色で印刷されていました。しっかりとした堅い丈夫な箱で、中のお菓子がつぶれるようなことはなさそうです。リボンは白と緑の二本が使われていました。白い方のリボンは、深い緑色でお店のマークと名前が印刷されていました。淡いピンク色の箱なので、結婚式の引き出物や母の日などの贈り物に向いていると思いました。箱には、薄い黄色の紙が敷かれ白い紙パッキンのクッションをおいて、その上にお菓子が並べられていました。

この中で特においしかったのが、フィナンシェと抹茶のバターケーキでした。フィナンシェにはレーズンが入っていて、アーモンドのまったりしたこくに、レーズンの甘み・酸味が効いていていいアクセントになっていました。抹茶のケーキはかなり気を使って扱われていました。抹茶は光に当たると色があせてしまうので、布をかけて販売されていました。ケーキの中には大納言が入っていました。とても抹茶の風味がよくしっとりとしていて、抹茶カステラを彷彿させました。  ゼリーは瓶に入ってるタイプを購入しました。白桃の他にイチジクなどあと4,5種類販売していました。中には果 肉が入っており、見た目に涼しげできれいでした。瓶に入っていて高級感もあるのでお中元などにも良さそうでした。一つ400円だったのでちょっと高いなあと思いました。でも自宅用ではなく贈り物にするのであればこのくらいの値段の方が逆によいのかもしれません。味は取り立てて説明することもないです。ふつうに売られている桃ゼリーと同じでした。値段が張るのでもう少し果 肉が多ければ贅沢な感じでいいと思うのですが。ただゼリーは作るのにかなりの手間がいるので手間賃が高いのかもしれません。あとはガラスの瓶代が高くついているのだと思います。  焼き菓子は全体的にシンプルで、バターやアーモンドなどの風味が素直に感じられる味でした。品質保持期限もそれほど長くは設定しておらず鮮度もよかったです。値段は焼き菓子一つで120〜180円程度で東京にしては安いなと感じました。

このお店のお菓子は特にこれだというインパクトはないものの、幅広い層の人に受け入れられそうな優しくて素朴な印象を受けました。包装は、お菓子自体にはシンプルし、箱やリボンで華やかさを出すという方法で行っていました。お店のロゴやマークがナチュラルで若い女性に好まれるような感じでおしゃれでした。リボンや紙袋だけ見ると、ケーキ屋と言うよりは雑貨屋のものに見えるくらいでした。そのあたりの、お菓子をグレードアップさせておしゃれにおいしそうに見せる演出力を感じました。

 

ボンヌ・ジュルネ 営業時間/10:00〜20:00 (日曜・祝日は10:00〜18:00) 年中無休
静岡県富士宮市黒田178−8 TEL:0544-26-1923
URL:http://www.geocities.jp/bonne_j/

今月は、おそらく静岡では有名であろうボンヌ・ジュルネの焼き菓子です。今回は、職場のアルバイトの方が、静岡に行ったときに買ってきてくたものです。

焼き菓子の内容は、ミニパウンドケーキが2種類2個ずつと、ラングドシャと、クッキーが5種類でした。パウンドケーキはアールグレイとチョコクルミでした。アールグレイはしっかりと香りがでておいしかったです。チョコクルミは、もう少ししっとりしていた方がおいしかったと思いました。ちょっと生地が口の中で、もさもさする感じでした。ラングドシャは、バターの風味がよく食感もかなりサクサクしていました。クッキーは、ガレット、ゴマクッキー、チョコチップクッキー、アーモンドクッキー、ピスタチオの入ったクッキーの5枚が一箱にはいっていました。やや大きめでしたが、厚さがそれほどないので食べやすく、鮮度もよかったと思います。個人的には、チョコチップクッキーが好きでした。ちょっと苦めのチョコと、たぶん香辛料が若干はいっていると思うのですが、その組み合わせがおいしかったです。

ラッピングについてですが、このお店は包材にはかなり力を入れているようで、オリジナルのものが多かったです。箱は薄いグレーで、そこに、富士山のイラストが入っている自店のシールを貼っていました。それから、はこに薄い白い紙を敷いており、その紙にはいろんな動物のイラストがプリントされていました。そのイラストがとてもかわいらしいと同時に。その紙の質感が上品さを演出できていました。パウンドケーキは、袋に入れており、その袋の真ん中にシールを巻いていました。そのシールには動物の絵と商品がかいてありました。ラングドシャは、あぶらのしみないような紙で、囲まれており、お菓子が壊れないように包装されていました。ここにも動物のシールを貼っていました。クッキーは白い箱の中に1枚ずつ包装されたものが、入っていました。クッキーの袋は、表に店名「ボンヌ・ジュルネ」の文字があり、うらのほうには、お店の住所と原材料名などが表示されてありました。

このお店のテーマは富士山と動物たちらしく、いろんな動物のイラストが目に付きました。かわいらしいイラストなので、子供や若い人には喜ばれるかと思います。ギフトとしては、お店の雰囲気が感じられるし、焼き菓子の配列やラッピングがしっかりしているので、かなり高く評価できるのではないかと思います。あとは、お菓子自体にもそのお店にしかない特徴やオリジナリティーが感じられればもっとよいと思いました。

 


16区 営業時間/10:00〜20:00  
福岡県福岡市中央区薬院4-20-10 TEL:092-531-3011
URL:http://www.kyushu-cake.com/fukuoka/16ku/

 今月は、福岡にある16区という洋菓子店の焼き菓子を紹介します。今回は、自分で購入したのではなく、兄から送られてきたので、値段の方はわかりません。

さて、ダックワーズ(卵白で作った焼き菓子)といえば「16区」というくらい超有名なお店ですが、私はまだ食べたことがなく、ずっと気になっていたところでした。いつかは取り寄せそうと思っていたのですが、福岡に住んでいる兄が送ってくれました。ダックワーズの生地自体はヨーロッパの方でケーキの土台などとして用いられていたらしいのですが、今あるような小判型の小さい焼き菓子に発展させたのが、16区のシェフである三嶋さんです。和菓子の最中からヒントを得て、今ある形になったそうです。

ラッピングは、ペパーミントグリーンの包装紙に、白に金の縁がついているリボンがかけてありました。そしてそのリボンに自店の金色のシールが貼ってありました。洋菓子店にしては、珍しい色ではないかと思います。私はまだ洋菓子店のラッピングについて詳しくはないので、誤っているかもしれませんが、どちらかというと洋菓子店では、暖色系のラッピングの方が多いと思います。そのなかで、クールな印象を与えるペパーミントグリーンのラッピングはあまり見たことがありません。クールでかちっとした感じなので、贈り物として男性や年齢の高い方などにもかわいらしすぎずよいかと思いした。箱は、細長い白いものでした。しっかりとした堅い箱でした。また、先月のペシェミニョンと同様に包装紙はセロテープで留めておらず、リボンをとくとすぐ包装紙をはがせるようになっていました。

焼き菓子の種類は、ダックワーズ、マドレーヌ、フィナンシェ、コーヒーサブレ、ガレットの5種類でした。ダックワーズは2個で一袋入りとなっていました。(下の方に、透明なプラスチック製のようなトレーを敷いてあり、壊れにくい工夫がされていました。)色は白っぽく表面 には粉砂糖をふるとできるペルル(小さな玉)がたくさんできていました。食感は、表面 は、うすーく膜が張ったような感じでパリッ、サクッとしていて、中は柔らかくふんわりしていました。とても丁寧に作られていました。ダックワーズはメレンゲを主体としたお菓子です。だからメレンゲの出来がよくないと形がいびつになったり、表面 にひびが入ったりするのですが、そのような様子はみじんもありませんでした。おそらくそのようなダックワーズが作られたとしても、商品としては出さないようなお店なのだと思います。

ダックワーズ以外のお菓子についてですが、フィナンシェはとてもしっとりしていました。まだ作ってからそれほど日が経っていないような感じでした。マドレーヌはぷくっとしたかわいい貝型で、アマレット(アーモンドのお酒で、杏仁豆腐のにおいを想像していただければわかると思います)の香りが結構きいてました。ガレットはかなり焼きが強くて香ばしいのと焦げてるのと境界線ぎりぎりといった感じでした。ラム酒のような香りがしましたが、実際は何の香りなのかはわかりません。コーヒーサブレはちょっと小さめのクッキーでした。一つずつ袋に入っており、それがさらにプラスッチックのケースに6個くらい入っていました。色は薄い茶色で甘そうにみえましたが、食べてみると思っていたよりもコーヒーのいい香りがして、おいしかったです。

このギフトはふつうの宅配便でなく航空便で届きました。(少しでも作りたてを味わってほしいからそのようにしているのか、他の理由などがあるのか詳しく調べていないのでわかりませんが一応言及しておきます。)

本当にここのダックワーズは、一つ一つ丁寧に大切に作られています。このような小さなお菓子ではありますが、作り手の愛情や気迫を感じることができるすごいお菓子だと思います。


ペシェミニョン 営業時間/10:00〜20:00 月曜定休(月曜が祝日の場合、翌日定休日)
北海道函館市乃木町1-2 TEL:0138-31-4301
URL:http://www.hakodate.ne.jp/peche/

このお店は以前東京の新橋にあったのですが、現在は移転して、北海道にあります。お店のホームページがありそこからギフトを注文しました。

購入したのは焼き菓子10種類セットです。値段は1600円。お店のテーマカラーはグリーンらしく、包装紙はクリーム色で字は深い緑色でした。リボンも緑色で、リボンをほどくと包装紙がすぐはずせるように包装紙はセロハンテールで止めていませんでした。包装紙は表面がざらざらしていて少し厚めのもので素材感のあるものでした。箱は茶色いシンプルなもので、無印良品によくあるような感じのものでした。(今回は包装紙を撮った写真が見あたらないため、見つかり次第付け加えます。)

焼き菓子の種類は、ダックワーズ、マドレーヌ、サブレシトロン、エンガディナー、フロランタン、リーフパイ、フィナンシェ(プレーンとクルミ入りの2種類)、マンディアン(ココナツのサブレにチョコレートをサンドしたもの)、ガレットの10種類。包装している袋は共通していて、透明のセロハンタイプの袋に店名のロゴを印刷したものでシンプルでした。

焼き菓子の大きさは若干小さめで上品な感じでした。鮮度はかなりよい状態で、マドレーヌやフィナンシェなどの半生菓子はしっとりとしていました。リーフパイはかなりサクサクしていました。ただフロランタンの焼きが結構甘く、もう少し焼いた方がいいなと感じました。個人的にはダックワーズとサブレシトロンが気に入りました。ダックワーズは一般 のものより細長い形が特徴で、食感はふわふわで、クリームはあっさりしたバタークリームでした。サブレシトロンはレモン風味のクッキーですが、レモンの酸っぱさとサブレの甘さとの味の組み合わせと、サクサクした食感がよかったです。

またギフトにはショップカードが入っており、そこに店名であるペシェミニョンの説明がかかれてありました。それを紹介しておきます。  「ペシェミニョンとはフランス語で小さな罪という訳ですが、”甘い物好き”という意味が含まれています。私たちはお客様が待ちきれずに思わす食べてしまう、というつみつくりなお菓子を作りつづけたいと思っております。そして私達の作るお菓子のひとつひとつがお客様と共に、優しい幸せをわかちあえるものであるように願っております。」

全体的な印象としては、ラッピング、お菓子ともにシンプルで、丁寧な仕事がされていると感じました。もし北海道に行くことがあったら生菓子の方も食べてみたいと思います。


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