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Sweet Cafe TOPバスクお菓子紀行>vol.2「バスクへの道のり」

vol.2 バスクへの道のり

日本からバスクへ行くにはいくつかのルートがあると思いますが、私が通ったルートを紹介します。
まず成田空港からシャルルドゴール空港までエアフランスで移動しました。成田を12:10に出て、約12時間のフライトの後にパリに到着。この時フランス時間は17:30です。日本時間は7時間足せばいいので夜中の2:30でしょうか。
そのため、機内である程度睡眠をとらないとけっこうフラフラしてしまいます。

さすがに12時間も機内に座りっぱなしなのはなかなか退屈なものです…。
その解消法としては、テレビ番組を見る(いくつかのプログラムが放映されています。)、機内食を食べる(途中2回出てきます。)、音楽を聴く、近くの人と話す、本を読むなどでしょうか。
ただ、どうやっても12時間はなかなか長いものです。眠れるようでしたらしっかりと寝たほうが体力温存できますし退屈しません。
(私は緊張のためか、ほとんど眠れませんでした…。)
また、機内は空調がきいてとても寒いです!席にもよるでしょうが、かなり冷え込んでいます。特に女性の方は冷え対策にショールや上着が必須です。また靴をぬいでスリッパに履き替えると足下が楽になるのでオススメです。

長い長いフライトを経験し、「やっぱりフランスは遠いのね〜…」なんて当たり前のことをぼんやり考えながら相変わらず映画を見てみたり、本を読んだりすること数時間。
やっと到着案内の機内アナウンスが流れ、「いよいよフランスに着くのね!」と今までの疲れもとんでテンションが上がってきます。窓から外を眺めてみるとフランスの土地の様子がしっかりとみえてきました。
それは、私の想像していたフランス像とは異なりと〜ってものどかな風景でした。だって、畑ばかりなのですから!
空港へもっと近づくと小さな村も見えてきますが、やっぱり畑が多い!フランスは農業大国ということをぼんやりと思い出した瞬間でした。

無事にシャルルドゴール空港に到着し、ほっと一息。しかし、バスクはフランス南西部!

これから更に飛行機で移動するのです。次の便まで時間が3時間弱あります。その時間は休憩がてら空港内のショップを見学&買い物をしまいした。

空港内のショップは意外に少なくて、ブランドショップやコンビニ的な日用雑貨を売っているお店、2〜3軒のカフェがあるくらいでした。

私はお腹が空いていたので日本でもお馴染みのPAULのサンドイッチを購入。ここでは数種類のスイーツも売っていましたが、形がくずれたものも普通に売っていました。「これがフランス流か〜!」などと変な感動をしながら眺めていました。
それからプラプラ歩いていると、かわいいポストカードを発見!たくさんのケーキがのっているデザインで一目惚れして数枚購入。この時は気付かなかったのですが、よく見るとカードの裏面に「ストーレー」の文字が。どうやらパリの老舗ストーレーのケーキを載せたポストカードだったようです。ルリジューズやババなどクラシカルなケーキがとてもかわいらしい!
▲PAULのサンドイッチ ▲ストーレーのお菓子がかわいらしく並んでいます。

▲ルリジューズのアントルメを発見!

乗り継ぎの時間が近づいて、成田から届いたスーツケースを受け取り乗り継ぎの準備をします。

今度はビアリッツ行きのフライトです。ビアリッツといえばバスク地方の中でも保養地として有名な都市です。ビスケー湾に面しているので海水浴やサーフィンなどで多くの観光客が訪れる場所です。

パリを出発したのが21:10でした。フランスは日本より日が長く夜の22:00頃まで明るいと聞いていましたが、この日はまっ赤な夕日が美しく照っていたのが印象的です。

飛行機が飛び始めてパリ上空を眺めていると、とても美しい夜景にはっとしました。日本とは全く違う夜景だったのです。

イルミネーションの色を統一するよう決めているのか?全て同じ電球色なんです。それにはびっくりしてこの素敵な風景をおさめようと何枚か写真を撮りましたがやっぱり薄暗い中だったので上手く撮れませんでした。やはり美しい風景は目に焼き付けるしかないんですねぇ…。

夜景の中にはエッフェル塔も見えて、「あ〜、今パリの上空にいるんだなぁ…」としみじみ感じた
ものです。(写真中央やや下付近に見えるのがエッフェル塔です。)

パリからビアリッツまでは90分のフライトです。もう日本からフランスまで12時間を経験したので「90分なんてまあ楽勝だわぁ」。と思いながら座席に座り、緊張も解けてきてかくかくっと船をこぎつつ寝てました。

ビアリッツ空港につくとさすがにもう夜も遅く(22:40着)、辺りは真っ暗です。バスでバイヨンヌまで移動しましたが、夜中で風景もよく見えずいまいちバスクに到着した!という実感もわかないままホテルへチェックイン。

長旅の疲れもあって、この日はシャワーを浴びて翌朝の仕度をしただけ。
この時期日本は連日のように33〜35度の猛暑。それに対しバスクはとても涼しく20度前後の気温という快適さだったのでアッという間に眠りにつきました。

成田から順調にバイヨンヌのホテルまで着きましたが、自宅を出てから約22時間かかった計算になります。
「さすがにバスク地方は遠い!一人でふらっと訪れるにはちょっとしんどいわ。やっぱりツアーに参加して良かった。」 と実感した1日でした。

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