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Sweet Cafe TOPバスクお菓子紀行>vol.11「バイヨンヌのパティスリーその2」

vol.11 バイヨンヌのパティスリー その2
バイヨンヌの街の一角にパティスリーやショコラトリーが並ぶ魅力的なスポットがあります。時間はないけどバイヨンヌでお菓子を食べたいという方は、この一帯をぜひ訪れることをお勧めします。

まずは「MAURIAC」。
看板を囲む深いグリーンが目印のお店です。

エクレアのようなフランス定番菓子もありますが、やはりスペシャリテは「ガトー・バスク」!ほとんどがホール売りです。やはりこちらではホールサイズを買う方の方が多いのでしょうか。

中に入っているクリームは3種類。カスタードクリームとスリーズ(さくらんぼ)、ミルティーユ(ブルーベリー)がありました。

それぞれ価格は違いますが、カスタード入りが1台9.3ユーロでした。当時ユーロ高ではありましたが(1ユーロ168円くらいでした。)、やはりバイヨンヌという土地柄まだお得感はあります。

【shop data】
BOULANGERIE PATISSERIE MAURIAC
23 Rue Port-Neuf, 64100, Bayonne
▲看板のロゴやサッシのグリーンが目印です ▲ホールサイズのガトーバスクが何台も並ぶ ▲ボードには看板商品のバトーバスクの表記が。

▲小さく色とりどりのトゥーロンの詰め合わせ。
そして忘れてならないのがチョコレート。バスクはスペインからフランスへチョコレートが伝わった玄関口としても有名です。そのため、バイヨンヌの街ではショコラトリーをみかけることも珍しくありません。

こちら「CAZENAVE」は、1854年からつづく老舗です。お店の奥にはサロンがあり、ここでいただけるショコラショーがとても有名です。(アルザス便りでも紹介されています。

ふんわり泡がのっているのはさらさらタイプのショコラムソー(5.2ユーロ)、トロッと濃厚なシナモン風味のショコラショー(5.4ユーロ)。ホイップした軽い生クリームを好みで添えていただきます。
きちんと甘く濃厚なのでショコラショーは半分のめばおなかいっぱいった感じでした。

ショコラオレに使われているバラ柄の食器は販売もしています。少しレトロでとてもかわいらしく、買っておけばよかったなと思うものの一つです。

サロンでは、バトーバスクの他にヴィエノワズリーやクープ、グラスなどもいただけます。

【shop data】
SALON DE THE CHOCOLATS CAZENAVE
19 Rue Port-Neuf, 64100, Bayonne

▲ショーウインドーがとても大きくたくさんのディスプレイも楽しめる ▲平ぺったい形のトゥーロン。白、緑、赤はバスクの国旗に使われている色です ▲サロンで食べたブリオッシュとクロワッサン
▲どろっと濃厚なショコラオレ。シナモン風味。 ▲もこっとした泡が印象的なショコラムソー ▲カットサイズでも結構大きいガトーバスク。アーモンドの香りが豊か。

▲こちらは大きなサイズのショコラ。通常のボンボンショコラの3〜4倍程の大きさ。
こちらもショコラ好きな方にはぜひお勧めしたいお店「DARANATZ」。

店内には数えきれないほどのショコラがたくさん並んでいます。様々な味の板チョコや、ボンボンショコラ、カカオパウダーなどが揃い、カカオの香りがふわりと漂う魅力的なお店です。

そのほかにトゥーロンや色とりどりのドラジェもあります。素敵なギフトボックスがディスプレイされていたので、きっとこのお店では贈り物を買うお客さんが多いのだろうなと思います。

【shop data】
CHOCOLATS DARANATZ
15 Rue Port-Neuf, 64100, Bayonne
▲きらきらと輝く照明で高級感があります ▲カカオパウダーも販売 ▲選ぶのに迷うほどのボンボンショコラ
ショーウィンドーから見える、凝ったつくりのトゥーロンが目を引くのが「Paries」。ここでは、バスクの国旗を模様にしたトゥーロンにびっくりです。

大小のガトー・バスクはプレーンとショコラがありました。その他素朴な焼き菓子カヌレやパルミエも並んでいてちょっとしたおやつにちょうどいいサイズです。

こちらのお店で人気なのがMouchous(ムシュー)と呼ばれる焼き菓子。マカロンの1種だと思いますが2枚の生地を重ね合わせたもの。プレーンやショコラ味がありました。

このムシュー用のギフトボックスや缶のデザインがとてもかわいらしいのでフランス土産としてもお勧めです。

pariesは、この後訪れるサンジャンドリュズにもあるということで、このときはささっとお店を見ただけ。

【shop data】
Patisserie Paries
14 Rue Port-Neuf, 64100, Bayonne
※サンジャンドリュズにもあります。
http://www.paries.fr/
▲おやつにピッタリな小さな焼き菓子たち ▲やっぱりガトー・バスクは欠かせない! ▲人気のMouchousとギフトボックス

こんな風に、バイヨンヌの一角には素敵なパティスリーとショコラトリーがあって、お菓子好きにはたまらない場所です。今回短い時間の中で巡ったので、お菓子をたくさん食べることができなかったのが残念かな。訪れたのが夏真っ盛りだったので、お土産にチョコを買うことも断念せざるを得なかったし。
もしバイヨンヌに1週間くらいいれるなら毎日でも通って、いろんなお菓子を食べてみたいですね。

それにしてもどこのお店にも当たり前のように大きなガトー・バスクがあるのを見るのがとても嬉しかったです。
「ガトー・バスクの食べ比べ」またバスクに行く機会がればやってみたいですね!


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