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Sweet Cafe TOPアルザス便り>vol.35「Pass évasion」

vol.35「Pass évasion」
もしアルザス内を電車で移動するのならとてもお得なチケットが存在します。
「Pass évasion」という名前のチケットで、これは土曜日・日曜日・祝日しか使えないのですが、一日中電車に乗り放題が可能なのです。

チケットは一人用と2〜5人用があり、そしてアルザス中を移動できるもの、もしくは1つの県(Bas-RhinかHaut-Rhin)内しか移動できないものがあります。
1人用の値段は8.10ユーロ(一つの県のみ)か13ユーロ(アルザス内)、2〜5人用は16.20ユーロ(一つの県のみ)か26ユーロ(アルザス内)です。
▲Pass évasionのチケット
つまり、ここストラスブール(Bas-Rhin)からコルマールやミュールーズ(Haut-Rhin)に行くにはアルザス内を回れる券を買わないといけないのですが、もし5人そろえば、5.20ユーロで移動ができてしまうのです!(この2−5人用というのは何人でもこの1枚の切符の値段なので、最大5人までの大勢の人数で行動すると、とても安くなります)

しかもこの券だとスイスのバーゼル(国境のスイスの街・フランス語だとB瑛e)までも行けてしまう・・・時間的には無理かもしれませんが、午前中コルマールをちょっと見て、午後はバーゼル観光・・・なんてことが低料金でできてしまうのです。お金がない学生さんにはとても頼もしい味方です。

私もこのチケットを活用して、いろいろな所を回りました。
つい先日もウィッサンブールWissembourg(Bas-Rhin県です)という、ストラスブールから電車で1時間のアルザス北部、ドイツ国境沿いの小さな町へ行ってきました。
▲ウィッサンブール(Wissembourg)の街並み
▲ウィッサンブール(Wissembourg)の街並み▼
▼ウィッサンブール(Wissembourg)の街並み▲
この町は歩いて見て回ったとしても1時間もあれば充分な小さな町ですが、アルザスの小さなかわいらしい雰囲気が出ている所だと思います。

そしてウィッサンブールは、こんな小さな町ですがパティスリーが4〜5軒(もっとかも・・・?)あります。
私のお勧めはRelais Dessertsにも所属している「Rebert」というお店です。
ここはパリにあるような美しくておいしい生菓子、ショコラ、ヴィエノワズリー、お惣菜、グラス(アイスクリーム)となんでもそろっています。

もちろんお店には素敵なサロン・ド・テ(夏場は奥の庭がテラス席になり、とても素敵だとか)があり、販売の人たちもとても感じが良く・・・と、いつ行ってもとても満足ができるお店です。

WissembourgのパティスリーRebert▲
▲Rebertのお菓子達▼
以前Rebertで、「Porte ouverte」という厨房を一般の人たちに開放し、ノエル用のガトーやお惣菜を紹介・試食するという催し物がありましたのでその紹介を。
▲Porte ouverteの様子▼
この町にはドイツ人観光客が多いらしく、ドイツ語がけっこう聞こえてきたり、ここの人たちはドイツ語もしゃべれるみたいで、お店の人たちもドイツ語で対応していたのをよく目にしました。それは、アルザスの街ではよく目にすることなのです。

アルザスの観光地は電車・バスではちょっと行きにくいところもあったり、土・日は電車の本数が減ってしまうのですが、もし週末に電車でアルザスを回るのなら、このチケットはとてもお得です!
ただし、日曜・祝日は基本的に飲食関係以外のお店は閉まってしまい、とても閑散としてしまうので、日曜・祝日に行動するのはちょっとお勧めできないかもしれません…。

私も、今のうちに訪れていないところ、1回訪れたけど、また訪れたいところに行きたいなと思います。
最近は5月・6月だというのにとても寒くて出かける気にもならなかったのですが本来なら今の季節が、出歩くのにいい季節なのです!
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