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ケーキ用語<酒類編>

【あ】
アニゼット (anisette)
アニスという薬草の種子が主原料である。酒精分25%。
アプリコットブランデー (apricot brandy)
アンズからの蒸留酒か、ブランデーをベースにアンズを浸漬し糖分などを加え、淡い褐色に仕上げる。
ウィリアムス (williams)
洋梨を原料としているブランディーで、瓶の中に梨が入っていることもある。
【か】

カルバドス

(calvados)
フランスのノルマンディー地方の特産酒。リンゴ酒(シードル)を蒸留して作る。ブドウを原料としている物よりも辛口である。
キルシュバッサー (kirschwasser)
小粒で暗紅色、糖分の多いチェリーを原料としているブランデー。色は、無色透明。
キュラソー (curacao)
キュラソー島特産の未熟の青いオレンジの乾燥果 皮で基酒のラムに風味を浸出したリキュール。
クレーム ド カカオ (creme de cacao)
ブランデーかキルシュをベースにココア、バニラビーンズ、スパイス類、糖分を加えて作る。酒精分25%前後。
グランマルニエ (grandmarnier)
コニャックをベースに、ハイチ産ビターオレンジ果 皮でつくり、カシ樽で熟成させたもの。
クレーム ド モカ (creme de moka)
ブランデーかキルシュをベースにモカコーヒー、バニラビーンズ、スパイス類、糖分を加えて作る。酒精分25%前後。
クレーム ド カシス (creme de cassis)
黒スグリ(ブラックカラント)を原料にして暗紅色である。酒精分25〜30%前後。
コアントロー (cointreau)
オレンジの天然抽出酒精をベースにオレンジの果 皮、葉、花の浸出液で風味をつけて出来た香りの高い80度の酒に、蒸留水、シロップを加えたもの。無色で酒精度40%である。
【さ】
【た】
チェリーブランデー (cherry brandy)
キルシュまたはブランデーをベースにチェリーを浸漬し、その香味を抽出した後に、スパイス、糖分などを加えて晴紅色に仕上げる。
トリプルセック (triplesec)
普通のキュラソーよりも甘みが少なく、酒精度をやや高く(40%前後)にしている。セックとは辛口の意味で、ホワイトキュラソーにこの表示をつけることが多い。
【な】
【は】
ブランデー (brandy)
ブランデーはワインを蒸留して作られるが、重厚な香りと、ほのかに甘くほろ苦い味が特徴。フランスでは、「生命の水」(eau de vie)と呼ばれる。
【ま】
マラスキーノ (maraschino)
ダルマチア地方で作られた、小粒のブラックチェリー「マラスカ」種が原料。
【や】
【ら・わ】
ラム (rum)
甘さの成分が多量に含まれる。また、芳香性は蒸留酒の中で最も強い。ラムは、香味の強さにより、ヘビーラム、ミディアムラム、ライトラムの3種類に分類される。
リキュール (liqueur)
アルコール・砂糖・フレーバーから成り立っているもので、甘くて、非常に香りが強く、味が濃厚なのが特徴。フレーバーに用いられている植物の種類は100種類以上もある。植物の種類によって、香草系、果 実系、種子系、花き系、その他に分類されるが、製菓には、果実系が最も使用され、次いで、種子系が多く使われている。
ワイン (wine)
アルコール濃度が低いこと、糖分や果 物の酸味を形成する有機酸を含み味が複雑であることが特徴